準備・段取りが必要ない人vs準備が出来る人

準備・段取りが必要ない人vs準備が出来る人

昔から段取り八分とよく言われているのは、
皆さん周知のことでしょう。

それにも関わらず、この考え方が
私たちの中に定着していない、
われないとやらないのは何故だろうか?

これにはいくつか理由と要因がある。
大きく分けて2つ。

タイプによる要因と
経験による要因だ。

先ずタイプだが

①事前に準備が出来ない、準備によって上手くいった経験が少ないタイプ
②準備が出来て、準備によって力を発揮出来るタイプ
③そもそも準備がなくてもどうにか出来るタイプ

大きく分けるとこの3つのタイプに別れる。

①事前に準備が出来ない、準備によって上手くいった経験が少ないタイプ

年齢が若くなればなるほど、このタイプに分けられる人が多いだろう。
学生の頃、とりあえず授業に出ることだけ繰り返して、
テスト前になったら慌てて勉強する。
そんな人は非常に多いだろう。

学生時代に予習をする事で上手くいった経験が少ない人ほど
社会に出てからも事前に準備をしないで仕事をするようだ。

しかし、ここに分けられるタイプの人は
次の②若しくは③のタイプのいずれかに本来は属している。

まだ、どちらなのか見分けが見分けが付かない段階なのだ。
社会に出てから見分けが付かないというのは
社会人として出遅れているので早く見極めることも必要だ。

②準備が出来て、準備によって力を発揮出来るタイプ

子供の頃、勉強が出来たタイプの人は
予習という事前準備に力を入れた人が実は多い。

予習によって授業での知識の定着がしやすくなるため、
授業を受けてから復習するよりも実は効果が高い。

もちろん予習、授業、復習がベストであるが、
予習をしてから授業を受けると
自分が理解出来なかったり、間違った認識をしていた箇所が分かるので
そこだけ先生に質問したり、教科書・テキストで確認をするだけで
ことが足りるのだ。

あとは、テストの前に復習する事で記憶が蘇る。

その経験が成功体験としてある場合は、
社会に出てから新しく仕事をする時でも
事前準備と振り返りが出来て、
反省点を次の事前準備に組み込むことが出来るのだ。

③そもそも準備がなくてもどうにか出来るタイプ

このタイプの人は本番に強いタイプで
人前で緊張したり、上がったり物怖じしない。

その反面、コツコツと事前準備がないと仕事にならないような職種では
十分に力を発揮できない事も多い。

学生時代は予習はせずに、
テスト前に一度機に見直したような人。

このタイプは人前で話す仕事が向いている人が多い様だ。

続く