ビジネスモデルとマニュアルの関係性
ビジネスモデルという言葉は聞いた事があるが、
ハッキリとした意味が分からないとか
意味を知らずに間違っている人が実は多い。
ビジネスモデルとは
①商品やサービスなどの価値をどうやって創造するのか
②その価値をどうやって顧客に届けるのか
こららを論理的に説明したモノである。
更にビジネスモデルとは
③再現性がある
④投資に対してのリターンがある
モノでなければならない。
特に肝は③の再現性だ。
ビジネスモデルと言いながら再現性がない事が多いのが実情だ。
分かりやすく言うと、
Aさんなら出来るけど、Bさんは出来ないと言う場合だ。
この状況は、Aさん個人の能力に依存している可能性が
まだ高いと言う事だ。
Aさんが無意識に感覚的にやっているだろう事を
細かく分解していく必要がまだあるという事だ。
つまりマニュアル化だ。
多くの仕事が属人的になるのは
意図してのことかどうは別だが
個人のスキル・能力に依存する部分が大きいからだ。
これを可能な限り減らすのがマニュアル化の目的だ。
マニュアルを読んで同じ仕事ができるかどうかが
そのマニュアルの出来栄えと言う事だ。
しかし、残念ながら仕事が出来る人、
この場合でいうAさんがそのマニュアル化が得意かどうかは
また別の話である。
出来ることを言葉で説明できる能力と
それを細分化する能力、
更にそれらを誰にでも分かるよう言語化、ビジュアル化する能力
など複数の能力と技術が必要になってくる。
ここからも名プレイヤー、名監督にあらず
ということも垣間見られる。
ビジネスモデルの定義が分かったところで、
それを作るのは容易ではないのだ。
少なくとも一人でやれる事ではない。
やはりお互いの得意な能力を使わないと手こずるだろう。
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