「出来栄え」は評価の対象から外す

「出来栄え」は評価の対象から外す

定型・定量ではないサービスの提供の場合、
評価は難しく、個人の主観でしか判断されないことがほとんどである。

例えば、 マッサージ。

決められた時間の対価としてお金を払うが
ほぐれたか、リラックス出来たかなどは、
あくまでもそのサービスを受けたお客様の主観によるものでしかない。

しかも、同じお客様でも体調やタイミングによっては
同じ出来栄えのサービスを提供出来たと思っても
そのように受け取らない場合もあるだろう。

毎回、提供するサービスの詳細が異なる仕事、
例えば結婚式などは、
同じお客様が2回サービスを受けることは基本的ななく、
提供するサービスもお客様毎に異なる。

特にこの様な場合は評価が難しくなる。
では、どうやって評価したら良いのだろうか?

計測できるモノつまり、数値化出来るモノになる。

時間通りに予定数量のサービスが提供出来たか?
スケジュール通りに進めることが出来たか?
などだけになる。

ではそれ以外に評価する事が出来ないのか?
というと、お客様アンケートというやり方がある。

あくまでもサービスを受けたお客様の主観ではあるが
何かしらのフィードバックを貰う事が出来る。

映画やドラマなどは、賛否両論が必ずあり、
お笑いのコンテストは、審査員の主観による判断が大きい。

それらも星の数や点数で独自に評価をするようにしているのは、
面白かったという漠然とした感想を計り知るからだ。

それによって個人の主観の連続が数値化された評価と変わるのだ。

可能な限り出来栄えではなく、
定量・定数として測れるサービス提供を行うことで

業務を評価するだけではなく、
業務を改善する指標となる。

あなたの仕事は数値化されていますか?

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