断捨離と最適化の関係性

断捨離と最適化の関係性

「断捨離」という言葉が世の中に定着しつつある。

しかし、断捨離=片付けという事から始まり、
ミニマリズム(最小限主義)との混同が始まっていて、
断捨離という言葉だけが一人歩きを始めているようだ。

恥ずかしながら、私の理解も完全ではなかったので、
改めて定義を見直してみます。

断捨離とは過剰となって対応対処できなくなったモノの「過剰」に焦点をあて、その「過剰」を元の最適レベルにまで戻そうとする事。

つまりは、最小限の物で暮らそうというミニマムリストとは違うのだ。

しかし、嘆かわしいことに、
「断捨離でトースターを捨てたから、パンは魚焼き網で焼いています」
というSNSの投稿を見かけた。

捨てることで不便になっている事に気がつかず、物がなくなった事自体に喜んでいるのだ。

もちろん、魚焼き網でパンを焼くほうが好きなら別だが・・・

話を戻すと、断捨離とは最適化の一部であるということ。

モノにフォーカスを当てているか、人生という全体にフォーカスしているかどうかの違いです。

人生の最適化を進める上では、モノを捨てるというステップは必ず通らないといけませんのでね。