断捨離と最適化の関係性
- 2018.08.29
- 断捨離
「断捨離」という言葉が世の中に定着しつつある。
しかし、断捨離=片付けという事から始まり、
ミニマリズム(最小限主義)との混同が始まっていて、
断捨離という言葉だけが一人歩きを始めているようだ。
恥ずかしながら、私の理解も完全ではなかったので、
改めて定義を見直してみます。
断捨離とは過剰となって対応対処できなくなったモノの「過剰」に焦点をあて、その「過剰」を元の最適レベルにまで戻そうとする事。
つまりは、最小限の物で暮らそうというミニマムリストとは違うのだ。
しかし、嘆かわしいことに、
「断捨離でトースターを捨てたから、パンは魚焼き網で焼いています」
というSNSの投稿を見かけた。
捨てることで不便になっている事に気がつかず、物がなくなった事自体に喜んでいるのだ。
もちろん、魚焼き網でパンを焼くほうが好きなら別だが・・・
話を戻すと、断捨離とは最適化の一部であるということ。
モノにフォーカスを当てているか、人生という全体にフォーカスしているかどうかの違いです。
人生の最適化を進める上では、モノを捨てるというステップは必ず通らないといけませんのでね。
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